C型肝炎の治療で１００％完治する新薬とは？

C型肝炎の治療で１００％完治すると言われている新薬が日本で承認されました。

この新薬は飲むだけでC型肝炎ウイルスを体内から消滅することができる画期的な治療法になり、注射の通院などの手間が省かれますので、患者さんにとってメリットが高い治療法です。

---

スポンサードリンク

---

新薬「ハーボニー」とはどんな薬？

2015年7月に承認され、一日一錠を3か月間飲むことで１００％ウイルスが消滅すると言われています。

今のところは日本では重大な副作用の報告が上がっていないようですが、海外では悪心・口内炎・そう痒感が若干あったようです。

また治験結果では157人を対象に実施され、１００％ウイルスが消滅しかなり高い治療効果をもたらす新薬として期待されています。

気になるこの薬の価格は１粒あたり８万円ですが、保険適用と公的補助があるため実際の患者さんが負担する額は3カ月間で約3万円～6万円と言われています。

新薬の場合、薬の処方を受けるために通常は14日分が上限とされていましたが、この新薬においては特別措置として28日分の限度が認められているので、患者さんにとっても更に通院負担が少なくなっています。

Ｃ型肝炎はどんな病気？

種類はA型・B型・C型・D型・E型があり、A型とE型は食べ物を媒介して感染し、血液と媒介して感染するのがB型・C型・D型と言われています。

肝炎とは字のごとく、肝臓の炎症によって肝臓の細胞が破壊されてしまい肝臓が正常に機能しなくなる病気の事です。

進行すると肝硬変や肝がんになってしまい、日本人に一番多いのはＣ型肝炎で190万人から230万人がウイルスに感染していると言われています。

今までの治療法とは？無料の血液検査について

「インターフェロン」という抗ウイルス薬を注射する治療法が最も有効とされてきました。

しかし副作用が激しくて人によってはうつ症状や発熱、倦怠感の誘発などが課題となっていました。

C型肝炎には１型ウイルスと２型ウイルスがあり、インターフェロン治療は１型ウイルスの効果は２～５％、２型は２０％となっていました。

日本人には１型ウイルスが多いため、治療効果の期待が薄い現状でしたが、このインターフェロン以外の有効な手段がなかったため、高額でしたが患者さんは選ばざるおえなかったのです。

現在はではインターフェロンに加え、「リバビリン」と呼ばれる薬や「テラプレビル」「シメプレビル」といった別の種類の抗ウイルス薬と併用することで徐々に治療効果が改善傾向にありました。

H2検査は簡単！無料で血液検査できる
肝炎は自覚症状がないため、気付いていない人が多いと言われています。

各自治体では無料で問診と血液検査を行っているので、ぜひ受けてみてください。

一番の大事なことは、早期発見早期治療です！

もしご家族や周りのひとで、悩まれている方がいたらこの新薬を活用して早く１００％完治を目指してもらいたいですね。

●日本肝臓病患者団体協議会
電話相談０３―５９８２―２１５０（火～土　10時から16時まで）

---

スポンサードリンク

---

まとめ

■C型肝炎を100％完治が期待できる新薬「ハーボニー」が日本で承認されている
■一粒8万円するが、実際の患者さんの負担は3カ月で3万円～6万円
■日本では180万人以上のウイルス感染者がいる推測され、早期治療には無料の検査を受ける事が重要である

以上、【C型肝炎の治療で１００％完治する新薬とは？ 】でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

---

スポンサードリンク

---

タグ：肝がん 肝硬変 インターフェロン C型肝炎 治療 完治 新薬