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中年フリーターになる人が止まらない日本!どうすればいい?? [社会一般]

中年フリーターの増加が止まらない。1990年代半ば~2000年代半ばに学校を卒業した世代である。この世代は「就職氷河期世代」を経験し、非正規労働者もしくは一旦は正規労働者になったものの何かしらの理由で退職、そのまま正規労働者になれなかった者たちのことを指すらしい。

フリーター(非正規労働者)は1989年(平成元年)当時817万人だったが、昨年2014年では1962万人にまでも増加している。労働者の3人に1人はフリーターの計算になる程である。

本来「フリーター」の厳密な定義は15歳~34歳が対象なので、政府が行っている実態調査には対象とされず中年フリーターの実数が確認できていないのが現状である。またこの中年フリーターはゆとり世代よりも前の世代に当たり、働く意欲はあるもののリストラや就職氷河期を目の当たりにしたことで、雇用や転職の流動性にあまり抵抗がないとも言える。


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団塊の世代の後発組でまだ現役な親も持ちながらも、親の支えがなくなる将来への不安を比較的身近に感じる世代でもある。

中年フリーターが身体を壊した場合など社会保険も受けられずにいると、最後の最後は生活保護に頼るしかなくなってしまう。

生活保護受給者は年々増加して7月時点では過去最多の216万人となったが、その予備軍には中年フリーター273万人が控えているという事を、政府は真剣に捉える時期なのかと考える。

今後さらなる景気回復に伴う雇用の促進が期待されているが、正社員の有効求人倍率は0.76倍と1倍を下回りまだまだ少ないのが実情である。人口減少が進む日本で正社員及び雇用の促進に重点を置かずして、この国の発展は難しいのではと考える。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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